理念 ご挨拶

日本の地域農業を支える、
"強い農業者"の育成をめざして

弊社は2011年12月の設立以来、農業分野における人材の育成、新たなビジネスモデルの構築、サポートインフラの整備を旨とし、さまざまな事業を展開してまいりました。 パソナグループの一事業部だった08年にスタートした兵庫県・淡路島における新規就農者支援事業「チャレンジファーム」は、当初4ヘクタールだった農地を現在では10ヘクタールにまで拡大。メンバーの栽培技術は進歩し続けています。また、農作物の生産にとどまらず、「のじまスコーラ」を拠点として、加工、販売までを一貫して行う仕組みを確立し、6次産業化を推進してきました。11年には同事業を栃木県でも開始し、着実に成果を挙げております。

ビジネス支援の側面としては、方法論、実践論の講座・研修を、第一次産業従事者を中心に「農林漁業ビジネス経営塾」で実施。ビジネス経験豊かな専門講師を派遣し、経営向上へのサポートをさせて頂いてきました。そのほか、グループの本社屋内にある「アーバンファーム」を利用したセミナーをはじめ多くの研修・コンサルティング事業を展開し、現在に至っております。 そして、13年からは新たに「アグリベンチャー大学校」を開校。より対象者を広げ、農業・食に携わるあらゆる層のニーズに応えうる、実践的な教育・研修を実施する"学校"です。

これら弊社が行っているすべての事業は、「日本の地域農業を支える"強い農業者"を育成する」ということに集約されます。強い農業者とは、しっかりとした栽培技術と経営方針を持ち、持続可能な農業を発展的に営んでいける方たちです。そんな農業者が、各農地に一人でも多く生まれることで、まず地域単位で農業が活性化し、それが日本全体の農業の発展につながり、さらには国際的な競争力を持つ産業になっていくと確信しております。 パソナ農援隊は、農業のため、農業に携わる方々の暮らしのため、そして日本の農業文化、食文化のために微力ながら、精一杯尽くしてまいります。

株式会社パソナ農援隊 代表取締役社長田中 康輔