四季を五感で堪能できる村 — 山形県鮭川村のじまん話

イベント情報!9/16(日)@浜松町開催!
インターコンチネンタル東京ベイのレストラン「ジリオン」の阿部料理長監修のもと、村の食材をランチにアレンジしました。食材の味を通して、鮭川村を知ることが出来ます!
○日時:2018年9月16日(日)11:00-15:30
○場所:ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(浜松町駅から徒歩8分)
詳しくは → https://pasona-nouentai.co.jp/event/131

山形県にある小さな村、鮭川村。「鮭」「川」という字が表すように、毎年鮭が遡上する清流があり、昼は美しい自然、夜はダイヤモンドのような夜空に包まれます。都会や地方都市では見られなくなったありのままの自然が、四季折々で姿を変えて、私たちの五感を楽しませてくれます。

自然豊かなこの村が、いま目指しているのが、「日本一のきのこ村」。きのこの品質は自称・日本一!自称、というところがご愛嬌ですが、実際に品質の良い美味しいきのこをたくさん生産しています。

鮭川村

夏まっさかりの8月、そんな鮭川村の役場を訪ねました。

出迎えてくれたのは、鮭川村役場むらづくり推進課の安彦智浩さん。都会からの移住者を増やすために日々奔走しています。

鮭川村安彦さん

「来てくれるみなさんに、安心して新生活をスタートしてほしいんです」

そう話してくれた安彦さん。せっかく移住してくれた人に、村も追い風を送りたいと、様々な施策を行っています。特に、移住してきた若い世代へ賃貸住宅を整備したり、子育て世代へ向けた子育て支援策の強化に力を入れています。

<子育て支援施策の一例>
・0歳~高校生世代まで医療費無料(高校生は実質無料)
・出産祝金10~30万円
・保育園無料化(第3子以降)
・入学祝金(小学校時3万円)
・小、中学校の給食費無料

村に農業法人が21社!就職の選択肢がたくさん

鮭川村のユニークな特徴の一つが、村の大きさの割に、農業法人の数がとても多いこと。自然という村の資源を最大限に生かして、きのこや養鶏、花きなど、農業法人がなんと21社もあるとのこと。

法人がこれだけ多い理由を聞いてみると、村民が主に米作りをしていた時代、冬は働き手が村外に出稼ぎに出るのが一般的だったそうです。それでは村の中の産業が発展しないまま…そんな状況を打破するため、米作りから一年中栽培が可能なきのこの村への転換という取り組みをスタート。村が一丸となって頑張った結果、きのこ栽培は村の主力産業になり、今では品質の良い(自称・日本一!)きのこの生産が盛んに行われています。

「移住される方が心配なのは、やはりお仕事や収入のことですよね」

安彦さんによると、村内の農業法人への就農はもちろん、近くの工業団地や隣接市など、就労先には困らないそうです。

安彦さんに紹介してもらった、なめこ農家を営む熊谷由美子さんにお話を聞く機会がありました。

「なめこだけで盛り上がっても仕方ない。私たちより大きな産地は他にもあるから。村全体が盛り上がるために、新しい取り組みを自分で考えて、少しの力だけど貢献していきたい」

村できのこづくりが始まった時と同じく、ひとりひとりが考えながら新しいチャレンジを続けていく姿勢を、村のみなさんがしっかり持っている印象です。

鮭川村で一緒にチャレンジしてくれる方を募集中!

鮭川村

ただ農業を営むだけでなく、いろんな工夫を重ねて前へ前へと進んで来た鮭川村は、次の世代に向けてまた新たな取り組みを始めています。背景にあるのは、やはり、人口の減少。これまで、さまざまなアイデアによって村を盛り上げてきた鮭川村ですが、アイデアを実際の行動につなげるのは、やっぱり「人」。村の人たちがいないことには始まりません。

鮭川村は縄文から続く地域であり、特に鮭川歌舞伎は、安永2年(1773年)から約250年続く村芝居で、今も若者に伝統文化が引き継がれています。昔ながらの村歌舞伎をはじめとした地域文化が今も現役で息づいています。人口が減ることによって、新しいチャレンジができなくなり、さらに、祭りなどの地区の文化が維持できなくなってくる可能性もあるそうです。

そうした村の活気と文化を守っていくために安彦さんは、一緒に村を盛り上げてくれる人を探しています。

まずは鮭川村を知って、興味を持ってもらうために、東京で村主催のイベントを行うことにしました。鮭川村の自慢は、自然が生み出す素晴らしい素材と、その素材で育まれた食の文化です。食べることで、地域にある豊かな資源の可能性を知ってもらうのがねらいです。

例えば、山菜ひとつとっても、いろいろな食べ方があり、そこに沢山の可能性が隠れています。地域の資源に触れてもらい、魅力を感じてくれる人と出会いたい。また、村自体や、村民と関わることに可能性を感じてくれる人と一緒に、次の鮭川村を作っていきたいと、安彦さんは考えています。


「東京には、なんでもある。でも、東京にないものが、田舎にはあるんです。」

色々お話をしている途中に、ふと安彦さんから出た言葉が、とっても印象的でした。

イベント情報!9/16(日)@浜松町開催!
インターコンチネンタル東京ベイのレストラン「ジリオン」の阿部料理長監修のもと、村の食材をランチにアレンジしました。食材の味を通して、鮭川村を知ることが出来ます!
○日時:2018年9月16日(日)11:00-15:30
○場所:ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(浜松町駅から徒歩8分)
詳しくは → https://pasona-nouentai.co.jp/event/131