たくさんのご応募ありがとうございました。6月中に受講生を決定し、事務局より御連絡します。
地域づくりに決まった答えはありません。だからこそ、地域に寄り添ってサポートする人材が 今、全国各地で必要となっています。本講座は、一方通行的な講義による知識の習得よりも、 演習や実践活動による現場力アップを重視します。 本講座の修了生(「農村プロデューサー」)がネットワークでつながり、 支え合っていける環境を整えることで、全国各地の人材同志の連携も深めていきます。
※研修生は、講師及び事務局による選定を経て決定します。
同一機関から複数の方が応募可能ですが、決定にあたっては、研修生に偏りがでないよう調整させていただく場合があります。
農村プロデューサーは、地域への愛着と共感を持ち、地域住民の思いを汲み取りながら、地域の将来像やそこで暮らす人々の希望の実現に向けてサポートする人材 のことです。農林水産省では、地域に消えない火を灯す 『農村プロデューサー』を養成する 新たな研修プログラムに取り組んでいます。
実践コースは、「オンライン講義(ライブ配信)」➝「実例を基にした模擬演習等(対面講義)」➝「研修生自らの実践活動(オンラインゼミ+実践)」の順で進行します。 「農村プロデューサー」として求められる内容を、地域づくりに造詣の深い2名の講師から学びます。オンライン講義と対面講義を併用したスタイルとなります。
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農村着火型プランナー 2021年3月に山形県庁を定年退職。在職中は、一貫して農村の生産基盤と生活環境の整備に取り組む。 事業の計画や実施に合わせ、地域の真の課題の見極めと、解決に向けた合意形成手法や話し合いと解決の道を探ってきた。 県内外1,000以上の事例と向き合い、地域に誇りを取り戻すための「地域づくり」を展開している。 コメント 私は、若い時に「地域づくり」の現場に出会いました。そして30年以上にわたり、この仕事に山形県職員という立場で携わることができました。この間、全国1,000余りの地域と関わる中で、「今までいろいろ手を尽くしたが、地域がなかなか動かない」という共通した悩みを聞いてきました。動き出す地域とそうでない地域を比べてみると、地域づくりの事前準備にどれだけ丁寧に取り組んでいるかがポイントでした。このト拵えにあたる部分は、他所の人に頼ってもどうしようもない部分で、実際の現場では地域に一番身近な関係者が行うべきものです。 本講座では、現場で試行錯誤しながら、地域づくりに取り組んでいる皆さんに向けて、地域に消えない火を灯し、地域自らがその気になり、実際に動き出すまでの、地域実践型のノウハウを提供します。 |
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一般財団法人地域活性化センターフェロー人材育成プロデューサー 2018年に愛媛県庁退職。在職中は、協働自治による行革、地域包括ケア・虐待防止、地域担当職員として地域に深くかかわる。 2014年4月から3年間、地域活性化センター派遣となり、全国の地域人財育成と地域づくり伴走支援に従事。 現在は、フリーランスで課題解決思考から価値創造思考への転換やあいだをつなぐ人財育成を行っている。 コメント 地域をよくするためにできることを考えると難しいですが、私の好きなことやしていることが地域に役立っているならば、地域づくりはぐっと身近になりますね。目の前の困りごとは解決すべき課題なのか、周りの変化とともに新たな価値を創っていく素材の一つなのか、とらえ方ひとつで未来は変わります。 私たちの暮らしは遠くの誰かとつながっていて、共に在り、共に未来を創っていますが、考え方や価値観は人によって違います。わかりあえなさをスタートに、思い込みを解きほぐし、私のあなたの私たちの地域の幸せを考えてみませんか。 |
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特定非営利活動法人いわて地域づくり支援センター常務理事 岩手大学農学部修了後、札幌で民間コンサルタント会社に入社し、公共交通に関する調査や計画策定に携わる。 2005年博士(農学)取得。岩手県花巻市を拠点に、地域運営組織の立ち上げ支援や地域交通(デマンドタクシーやボランティア送迎等)の導入支援に取り組んでいる。 コメント 東北の農山村地域を対象に住民主体の地域づくりのサポートを取り組んできました。この数年は、新しい活動に取り組む以上に、既存の自治会や町内会のあり方を見つめなおす必要性も高まってきているように思います。地域運営組織形成の支援も行っていますが、住民自治のあり方は地域それぞれで、それによって地域運営のあり方も異なります。 今の住民自治のあり様、自分たちの人柄や特性、これからのあり方を考え、そして一歩一歩進んでいくには、何よりもいろんな人同士の対話がとても大切です。今回の研修で、多くの人と多くの対話を重ね、私も共に学ぶことを楽しみにしています。 |
【受講申込後の手順】
■申込書に記入頂いたメールアドレス宛に、提出後3日以内に事務局(パソナ農援隊)から着信確認メールを送信します。
■着信確認メールを受信した方は、受信後3日以内に着信確認のメールが受信できたことを事務局に返信してください。
※メールでのやりとりが可能であることを確認する大切な手続きです。御協力お願いします。
※上記手続きが取れなかった場合は、事務局より別途、お電話で対応を御案内いたします。
【受講者決定について】
■申込締切後、2週間程度で受講の可否をお伝えするメールをお送りします。
※受講者決定は先着順ではありませんので、受付期間内に確実にお申込下さい。
地方自治体職員※及び地域づくりに意欲のある方等が対象となります。
内容 |
地域及び地域住民に関する現状把握や分析手法、実践に向けたロードマッピング等の基礎を学びます。 「(2)実例を基にした模擬演習等(対面講義)」を円滑に受講できるための準備を行います。 |
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開催予定日 |
令和4年7月に全4回。平日開催。 |
内容 |
全国8会場で、対面講義(2泊3日)を行います。 ![]() |
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開催予定日 |
会場別の開催予定日は下記のとおりです。(開催会場は調整中) |
内容 |
「(2)実例を基にした模擬演習等(対面講義)」で学んだ内容を基に、研修生が講師と相談の上活動内容を決定し、地元で実践します。農村プロデューサーに求められる活動を、現場レベルで実践し、体感することが目的です。 決定した活動内容は、研修生が一人で実践する必要などありません。職場の同僚や仲間とともに、地域のミッションに取り組んでみる。これまで学んだ内容をもとに、自分の地域で行動してみる。これが、実践コースの最終科目となります。 ![]() 講師の指導の下、比較的実施しやすい活動から応用的な活動まで、参加者の事情に合わせて実践活動を行っていただきます。 |
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開催予定日 |
オンラインゼミの開催日程は、対面講義終了後、講師と研修生で話し合いの上決定 |
修了証の配布
実践コースの研修修了生には、農村プロデューサー養成講座の修了証を配布いたします。
研修終了後、オンライン形式に基づく修了式を行う予定です。
株式会社パソナ農援隊 地域創生事業部(担当:石場、大井)
〒100-8228 東京都千代田区大手町2-6-2
TEL:03-6734-1260/FAX:03-6734-1269/メール:nousonproducer@pasona-nouentai.co.jp