地域づくりに決まった答えはありません。だからこそ、地域に寄り添ってサポートする人材が今、全国各地で必要となっています。本講座は、一方通行的な講義による知識の習得よりも、演習や実践活動による現場力アップを重視します。本講座の修了生(「農村プロデューサー」)がネットワークでつながり、支え合っていける環境を整えることで、全国各地の人材同士の連携も深めていきます。
募集終了
農村プロデューサーは、地域への愛着と共感を持ち、地域住民の思いを汲み取りながら、地域の将来像やそこで暮らす人々の希望の実現に向けてサポートする人材のことです。農林水産省では、地域に消えない火を灯す『農村プロデューサー』を養成する 新たな研修プログラムに取り組んでいます。
対面での模擬演習や、研修生の実践活動を題材としたゼミを行うなど、現場力を身に付けるための実践的な研修コースです。
地域計画(旧人・農地プラン)の作成や農村RMO(農村型地域運営組織)の組織づくりなど、地域のなかでの対話が求められる昨今、経験豊富な地域づくりのスペシャリストから、それらのノウハウも学ぶことができます。
受講には、事前の申込みが必要です。
農村着火型プランナー 2021年3月に山形県庁を定年退職。在職中は、一貫して農村の生産基盤と生活環境の整備に取り組む。 事業の計画や実施に合わせ、地域の真の課題の見極めと、解決に向けた合意形成手法や話し合いと解決の道を探ってきた。 県内外1,000以上の事例と向き合い、地域に誇りを取り戻すための「地域づくり」を展開している。 メッセージ 私は、若い時に「地域づくり」の現場に出会いました。そして30年以上にわたり、この仕事に山形県職員という立場で携わることができました。この間、全国1,000余りの地域と関わる中で、「今までいろいろ手を尽くしたが、地域がなかなか動かない」という共通した悩みを聞いてきました。動き出す地域とそうでない地域を比べてみると、地域づくりの事前準備にどれだけ丁寧に取り組んでいるかがポイントでした。この下拵えにあたる部分は、他所の人に頼ってもどうしようもない部分で、実際の現場では地域に一番身近な関係者が行うべきものです。 本講座では、現場で試行錯誤しながら、地域づくりに取り組んでいる皆さんに向けて、地域に消えない火を灯し、地域自らがその気になり、実際に動き出すまでの、地域実践型のノウハウを提供します。 |
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一般財団法人地域活性化センター フェロー 人材育成プロデューサー 2018年に愛媛県庁退職。在職中は、協働自治による行革、地域包括ケア・虐待防止、地域担当職員として地域に深くかかわる。 2014年4月から3年間、地域活性化センター派遣となり、全国の地域人財育成と地域づくり伴走支援に従事。 現在は、フリーランスで課題解決思考から価値創造思考への転換やあいだをつなぐ人財育成を行っている。 メッセージ 地域をよくするためにできることを考えると難しいですが、私の好きなことやしていることが地域に役立っているならば、地域づくりはぐっと身近になりますね。目の前の困りごとは解決すべき課題なのか、周りの変化とともに新たな価値を創っていく素材の一つなのか、とらえ方ひとつで未来は変わります。 私たちの暮らしは遠くの誰かとつながっていて、共に在り、共に未来を創っていますが、考え方や価値観は人によって違います。わかりあえなさをスタートに、思い込みを解きほぐし、私のあなたの私たちの地域の幸せを考えてみませんか。 |
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特定非営利活動法人いわて地域づくり支援センター 常務理事 岩手大学農学部修了後、札幌で民間コンサルタント会社に入社し、公共交通に関する調査や計画策定に携わる。 2005年博士(農学)取得。岩手県花巻市を拠点に、地域運営組織の立ち上げ支援や地域交通(デマンドタクシーやボランティア送迎等)の導入支援に取り組んでいる。 メッセージ 東北の農山村地域を対象に住民主体の地域づくりのサポートを取り組んできました。この数年は、新しい活動に取り組む以上に、既存の自治会や町内会のあり方を見つめなおす必要性も高まってきているように思います。地域運営組織形成の支援も行っていますが、住民自治のあり方は地域それぞれで、それによって地域運営のあり方も異なります。 今の住民自治のあり様、自分たちの人柄や特性、これからのあり方を考え、そして一歩一歩進んでいくには、何よりもいろんな人同士の対話がとても大切です。今回の研修で、多くの人と多くの対話を重ね、私も共に学ぶことを楽しみにしています。 |
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一般財団法人明石コミュニティ創造協会 常務理事兼事務局長 大学卒業後、民間企業の営業職を経てNPOの世界へ。現在は市民が主体的に活動する地域づくりを目指し、コミュニティプランナーとして活動。市民参加のプロデュースを行うNPO法人シミンズシーズの代表理事をつとめる他、(一財)明石コミュニティ創造協会の常務理事兼事務局長として地域自治組織支援や生涯学習・男女共同参画の推進等にも関わる。 メッセージ 私は、これまで主に兵庫県内の様々な中山間地域で、地域自治組織の形成や運営に関わってきました。人口減少が進むなか、それぞれの地域が身の丈に合わせて、柔軟にその機能や役割を変化させつつ、一人ひとりの住民が主体的に様々な活動に取り組んでいくことが必要になってきています。そして、そのような地域づくりには、住民の皆さんと一緒に伴走するプロデューサーの皆さんの役割がとても大切です。 |
【受講申込後の手順】
■申込書に記入頂いたメールアドレス宛に、提出後3日以内に事務局(パソナ農援隊)から着信確認メールを送信します。
■着信確認メールを受信した方は、受信後3日以内に着信確認のメールが受信できたことを事務局に返信してください。
※メールでのやりとりが可能であることを確認する大切な手続きです。御協力お願いします。
※上記手続きが取れなかった場合は、事務局より別途、お電話で対応を御案内いたします。
【受講者決定について】
■申込締切後、2週間程度で受講の可否をお伝えするメールをお送りします。
※受講者決定は先着順ではありませんので、受付期間内に確実にお申込下さい。
地方自治体職員※及び地域づくりに意欲のある方等が対象となります。
内容 |
地域及び地域住民に関する現状把握や分析手法、実践に向けたロードマッピング等の基礎を学びます。 |
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開催予定日 |
令和5年7月に2日間、各半日、オンラインでの開催となります。 |
内容 |
全国8会場で、連続3日間の対面講義を行います。受講生は、受講申込時、いずれか1会場を希望していただきます。 |
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開催予定日 |
会場別の開催予定日は下記のとおりです。開催会場は調整中ですが、利便性を考慮して、会場名となっている都市内(東京会場の場合は23区内)にて開催する予定です。
受講生はいずれか1会場への参加となりますので、≪実践コース受講申込書≫へ希望の会場をご記入ください。
当日の受講内容やタイムスケジュールの詳細は、本ホームページ上部に添付している「講座の概要及びカリキュラム」(PDFファイル)をご確認ください。 |
内容 |
「(2)実例を基にした模擬演習等(対面講義)」で学んだ内容を活かし、研修生が講師と相談しながら地元で実践します。農村プロデューサーに求められる活動を、
現場レベルで実践していただくとともに、研修生で共有し、学びを深めていただくことが目的です。 オンラインゼミの開催日程は、ケーススタディ研修生と講師のご都合を踏まえ、決定します。 |
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開催予定日 |
オンラインゼミの開催日程は、対面講義終了後、講師と研修生で話し合いの上決定 |
修了証の配布
実践コースの研修修了生には、農村プロデューサー養成講座の修了証を配布いたします。
研修終了後、オンライン形式に基づく修了式を行う予定です。
受講方法 |
実践コースの受講は、通信費、交通費、宿泊費等を除き無料です。 |
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対象者 |
地方自治体職員及び地域づくりに意欲のある方等が対象となります。 |
実践コースとの関係 |
実践コースを受講希望の方は、事前準備のため、是非、入門コースを御受講ください。 また、実践コースの受講には ≪実践コース受講申込書≫ の提出が必要となりますが、入門コースの感想等を記述していただく欄が設けられており、受講生の選考の際の参考とさせていただいています。 |
受講料 |
受講料は無料です。(通信に係る費用は各自ご負担ください。) |
主催 |
農林水産省 |
お問い合わせ |
株式会社パソナ農援隊地域創生事業部(担当:石場、大井) |